リーダー論には、スキルだけではなく、スタンスも大切

スタンスとは

リーダー論を少し。人のやる気を引き出し、組織を活性化するために最も大切なことは何でしょうか。

実は、それはスキルやアプローチではない、と私たちは考えます。

特定のスキルやリーダー論を導入・勉強すれば、
・人のやる気は引き出される
・組織は活性化する
・チームビルディングは達成できる
と安易に考えてしまう背景には、手っ取り早く周囲を自分の思い通りに動かしたいという「コントロール思考」が隠れている場合があります。

「コントロール思考」を内包したままで、スキル・アプローチを導入してしまうと、むしろ逆効果を引き起こす危険性があります。


リーダー論に必須:スタンスの効果

身につくスタンスイメージ

最も大切なことは、リーダー自身の在り方を見つめる姿勢です。

部下が育たないのは、自分が育ててこなかったから。チームのやる気が出ないのは、自分が引き出せないから。

自分を取り巻く環境を、自分自身を映し出す鏡のような存在だと捉え、謙虚に自身の在り方を省みる心構え、スタンスこそ、あるスキルやアプローチが効果を発揮するために絶対的に必要な要件となります。


逆にいえば、このスタンス(人間観)さえ腑に落ちて理解されれば、スキルやアプローチや持論のリーダー論がどうあれ、周りを巻き込み元気のよい組織を創出するリーダーが生まれ始めるのです。

そして組織は今日、今この瞬間からでも、活性化しはじめるのです。

リーダーが自身の在り方を見つめ、自己の成長を目指した時、つまりリーダーがリーダーとしてのスタンス(人間観)を備えてこそ人は心を動かし、身につけたスキルが本当の効果を発揮するのです。


スタンスを身につけるためのリーダー論

以上は、組織活性化(チームビルディング)を実現するために避けて通ることができない点ですが、リーダー・マネージャに「人として成長してください」と、抽象的な難題を押し付けるだけで解決できる簡単な話ではありません。

コーチング・ジャパンのチームビルディング研修やその他研修では、ご提供前に実施の目的・問題意識等に関する、詳細なすり合わせをお願いしています。必要に応じて現場にも入らせていただく徹底的な事前診断の中から浮かび上がる、組織特有の人間観や風土に対して、結果を出すために最も効果的な方策をご提案して実施することで、リーダー・マネージャのスタンスにも踏み込んだチームビルディング解決策をご提供します。

また、弊社はこのスタンスをお伝えするために、講師陣の選定に細心の注意を払っています。

スタンスをお伝えすることは、人間観を伝えること。
用意されたプログラム指導要綱に従って淡々と講義を進めていくようないわゆる「雇われ講師」には到底できません。

弊社の講師陣はスタンスをお伝えする使命感を持ち、特定のスキルの専門家として各分野で活躍するプロフェッショナル集団です。

自社を単なる研修会社として位置づけるのではなく、組織活性化(チームビルディング)に特化したコンサルティング会社としてお客様の組織のお役に立つべく、スキルとスタンスの両面から最適なサービスをご提供しております。

日本にある全ての組織を真に元気に機能的にするまで、熱意を持って取り組んでまいります。

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